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SSDが認識しないときの原因と対処|データを取り出せる場合と、やってはいけないこと

文: デイサポート

SSDが認識しない原因は、大きく分けて4つあります。接続の不具合、パソコン側の設定、データの管理情報の破損、そしてSSD本体の故障です。前の2つはご自身で確かめられますが、後の2つは操作を続けるほど取り出せるデータが減ることがあります。

デイサポートは、パソコンから認識されなくなったSSDを認識できる状態にして、データを取り出せる場合があります。料金は定額29,800円(税込)で、データを取り出せなければ費用は0円です。

この記事では、自分で確かめてよい範囲と、そこから先は触らないほうがよい線を説明します。

SSDが認識しないとき、まず何を確かめればよいか

データを傷めずに確かめられるのは、次の4つです。どれも、SSDに何も書き込まない操作です。

  1. ケーブルと差し口を替える。 外付けSSDの場合、ケーブルの断線や差し口の不良がよくあります。別のケーブル、別のUSBポートで試します。
  2. 別のパソコンにつなぐ。 別のパソコンで認識されるなら、原因は元のパソコン側にあります。
  3. 「ディスクの管理」で見えるかを確かめる。 Windowsなら「ディスクの管理」、Macなら「ディスクユーティリティ」を開きます。エクスプローラーやデスクトップに出なくても、ここに出ていることがあります。
  4. 内蔵SSDはBIOSで見えるかを確かめる。 BIOS(UEFI)の画面にSSDの型番が出ていれば、パソコンはSSDの存在を認識しています。

確かめるのは1回ずつにしてください。結果が変わらないのに何度も抜き差しや再起動を繰り返すと、状態が進むことがあります。

見え方によって、原因はどう違うのか

見え方 考えられる原因 次にすること
どこにも出ない。BIOSにもディスクの管理にも出ない SSD本体の故障(コントローラーや基板)、接続の不良 ケーブルと差し口だけ確かめ、それ以上の通電は止める
ディスクの管理には出るが、容量が0や数MB、「不明」「初期化されていません」と出る コントローラーの不良、管理情報の破損 「初期化」は押さない。通電を止める
「フォーマットする必要があります」と出る データの管理情報(ファイルシステム)の破損 「フォーマット」は押さない
認識はするが、開くと固まる。コピーの途中で止まる メモリチップの劣化、読めない領域の発生 コピーを繰り返さない。通電を止める

表の下の3つは、SSDの中にデータが残っている可能性が高い状態です。ここで誤った操作をすると、残っていたデータを自分で消してしまうことになります。

SSDが認識しないときに、やってはいけないことは何か

フォーマットと初期化をしないでください。 画面に出る「フォーマットしますか」「ディスクを初期化する必要があります」は、パソコンが中身を読めないために出している案内です。従うとデータの管理情報が新しく書き換えられます。

データ復旧ソフトを何度もかけないでください。 復旧ソフトは、SSD全体を読み直します。本体が弱っているSSDでは、読み直しそのものが負担になります。1回試して取り出せなければ、繰り返しても結果は良くなりません。

通電したまま放置しないでください。 ここがハードディスクと違う点です。SSDには、不要になった領域を自分で片づける仕組みがあります。誤って削除やフォーマットをしたあとに通電を続けると、この仕組みが働いて、取り出せたはずのデータが消えていくことがあります。気づいた時点で電源を切り、取り外すのが安全です。

分解しないでください。 SSDの基板やメモリチップを取り外す作業は、専用の機材が無いと元に戻せません。

「SSDは壊れたらデータを取り出せない」は本当か

本当ではありません。取り出せる場合があります。

SSDは、データを記録するメモリチップ(NAND)と、その読み書きを制御するコントローラーで構成されています。パソコンから認識されなくなる原因がコントローラー側の不具合であれば、メモリチップの中のデータは残っていることがあります。

デイサポートでは、認識しなくなったSSDを認識できる状態にしてデータを取り出せる場合があり、コントローラーの不良やメモリチップの不良でも、データを取り出せることがあります。ただし、すべてのSSDで取り出せるわけではありません。実際に取り出せるかは、お預かりして診断のうえでお伝えします。診断は無料です。

次の場合は、取り出せないことがあります。

  • SSD全体を暗号化していて、パスワードや回復キーが分からない場合
  • 削除やフォーマットのあと、長く通電を続けた場合
  • 水没や火災などで、メモリチップそのものが損傷している場合

実際にデータを取り出せた例

デイサポートが実際にお預かりしたSSDの記録です。

  • パソコンに接続しても認識しない、4TBのSSD。 診断は物理障害でした。読み込みは遅く、ファイル数も膨大でしたが、1.2TBのデータをすべて取り出しました。作業日数は17日です。(CARDEA Z44Q の実績)
  • 「フォーマットする必要があります」と表示される、指紋認証つきの外付けSSD。 特殊な機種でしたが、70GBのデータを取り出しました。作業日数は6日です。(SAMSUNG MU-PC1T0S の実績)
  • 差し込んでも認識しないが、ユーティリティでは見える外付けSSD。 ケーブルを替えても変わらなかったとのことでした。823GBのデータを取り出しました。作業日数は12日です。(SANDISK SDSSDE60-2T00 の実績)

依頼すると、いくらかかるのか

デイサポートのSSDのデータ復旧は、定額29,800円(税込)です。障害の種類でも容量でも、金額は変わりません。

  • 金額はお預かりする前に決まっていて、診断のあとに上がることはありません。
  • データを取り出せなければ、復旧料金は0円です。
  • 取り出せたデータの内容をご確認いただいてから、お支払いに進むかどうかを決められます。
  • 東京・秋葉原の店舗へのお持ち込み(予約制)と、全国からの発送に対応しています。

ほかに必要なのは、返却時の送料と、データのコピー先のメディア(ご自身でご用意いただければ費用はかかりません)です。

よくある質問

M.2やNVMeのSSDでも対応できますか

対応しています。SATA、M.2、NVMe、外付けのポータブルSSDのいずれもお預かりしています。料金は同じです。

暗号化しているSSDでも取り出せますか

BitLockerやFileVaultで暗号化している場合は、パスワードまたは回復キーが必要です。分かる場合は、お申し込みの際にお知らせください。分からない場合は、取り出せないことがあります。

パソコンが起動しません。SSDだけ取り外して送る必要がありますか

パソコン本体のままお預かりできます。その場合は、SSDの取り外しに分解手数料3,000円がかかります。ご自身でSSDを取り外してお送りいただく場合、分解手数料はかかりません。

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